2015年5月
船井総合研究所の淀屋橋本社にて、経営者の皆様向けに講演を行いました。
深沢製作所代表取締役栗原が船井総合研究所主催の経営者向けセミナーにて講演
2015年5月20日に、深沢製作所は株式会社船井総合研究所で開催された「金属加工業ネット戦略で売上1億円アップセミナー」にて、講演を行いました。
このセミナーは、金属加工会社向けにインターネットを経営戦略としてどう用いるか、というテーマであり当日、同業にあたる関西、九州までに至る板金加工会社や機械加工会社の経営者が集まりインターネット活用についての方法を模索、議論していました。今回、深沢製作所はインターネットの活用に本格的に取り組み、約1年半で大きな成果を上げたモデル企業として、船井総合研究所様から招待を受けました。
講演では、深沢製作所代表取締役の栗原が、深沢製作所が取り組んでいる「試作板金加工.com」をはじめとしたインターネット活用の取組みとその成果についてお話ししました。
ハイスピードの精密板金を得意としてきた深沢製作所が、なぜインターネットを活用しようと考えたのか、取り組みを始めた時の不安と決断、そして実務を進行中におこったいくつかのトラブルやその対策、現在までに得た成果とこの先の展望について包み隠さずお話いたしました。
「精密板金加工の引き合いは増えたもののなかなかお取引まで至らない」ことや「いったんお取引ができても、継続して、精密板金のサプライヤーに深沢製作所を選んでいただけない」ことなど、同業の金属加工業の皆様に共通することも多い話の箇所などは、ご参加者の皆様も頷きながら聞いておられました。
こういった深沢製作所が当たった課題を、どのように栗原を中心として解決していったのかという段に入ると、熱心にメモを取られる方も多くおられました。
中でも、特に参加された経営者の方の共感を呼んだところは、栗原が「成功・不成功の分かれ目は、経営者の決断力と実行力ですべて決まる」と発言したところであったようです。
講演後にお聞かせ頂いた感想には、「栗原社長が強く言われていた『経営者ですべてが決まる』ということが心に響いた」というものが多くありました。
深沢製作所はインターネットを始めとして、ここ数年でいくつかの大きな取り組みを進めて来ました。いくつかは目に見える形になってきましたが、セミナーで栗原は「ここから先」と未来のことを何度も強調していました。
深沢製作所は今後も、ハイスピードの精密板金加工の技術を核に、より付加価値の高い仕事を、お客様に提供し続けていきます。